2016.3.2
果物を食べた時のイガイガの原因は「花粉症」?
こんにちは。
3月に入りましたがまだまだ寒い日、暖かい日が続いております。しかし確実に春に近づいている雰囲気がしてきましたね。
今年は「花粉」が昨年の〇倍とか!?僕も花粉症ですのでまた辛い時期がやってきたな~と思っているとこんな記事が!
「花粉症で食物アレルギー」
花粉症が引き金となって、生の果実など、花粉と似た原因物質(アレルゲン)を含む食品にもアレルギー症状が出る「花粉・食物アレルギー症候群(PFS)」が増えている。出展:2016年2月19日愛媛新聞
簡単に説明しますと、春に花粉が飛ぶ「ハンノキ」「シラカバ」などの花粉症を持っていると「リンゴ、モモ、サクランボ、ビワ、キウイ、大豆(豆乳)、モヤシ」などを食べた時に、口の中が痒い、イガイガする、顔が腫れあがるなどのアレルギー症状が出る。原因は「花粉症」からということです。
またアレルギー原因特定を妨げる要因として、最も花粉症の患者数の多い「スギ、ヒノキ」の花粉飛散時期と「ハンノキ」「シラカバ」の飛散時期が、1~6月と重なるためで、なかなか「カバノキ科」のアレルギー有無までは検査しないことが多いですから。僕も花粉症ですが、「カバノキ科」という種類があることさえ知りませんでした。
食物アレルギーは現在も重要な社会問題ですが、今後さらなる広がり社会的対策が求められます。「食」単体ではなく、「環境」や様々な要因を総合した複合型の問題として捉えることとなりそうです。
経済、政治、教育、紛争、環境問題、私たちの生活に至るまで、これだけ進化したグローバル社会の中、対岸の火事だ、日本は関係ない、というスタンスでは片付きそうにありません。
だからこそ、“人は口から入るもので 全て形成されている”という「食」の重要さ、本当の豊かさとは?幸せとは?ということをもう一度見つめなおす時代に入ってきているのではないかと思います。