2017.6.3

創業44期を迎えました。

こんにちは。

しばらく更新が途絶えておりました。

ふっと見返すと前回ブログを書いたのが4月13日ということで

1ヶ月以上も空いていたことになります。いや~、月日が経つのは早い!ということですね。サボっていた言い訳ですが(笑)

さて、本日は御報告があります。

Manmaの運営会社である“株式会社ホリ”はこの6月1日から44年目を迎えることとなりました。これもひとえに皆様方のお力添えのお陰と、厚謝しております。

一言で44年と申しましても、約半世紀という時間は非常に長く(私35歳が産まれるより前です)

お客様はもちろん、仕入れ先様、取引先様、ご近所様、地域の方々、公的機関のサポートの方々などたくさんの方々のお陰で続けてこれる事が出来たと深く感謝致します。

44年という歳月は時代を大きく変え、町並みはもちろん、生活スタイルや食生活、商品や流通、社会全体の全ての事が変化しました。

※44年前ではないですが、30年ほど前の弊社周辺です。

ちなみに1974年(昭和49年)というと世の中は、高度経済成長に陰りが見え始め戦後初のマイナス成長を記録し、プロ野球巨人の長嶋茂雄選手が有名なセリフ(この年の流行語)を残し現役を引退し、セブン-イレブンが東京都江東区に第1号店を出店し、ハローキティ(キティーちゃん)が誕生した年だそうです。

私は産まれていないのではっきりピンときませんが、、、

これからは今までの44年間とは比べ物にならないスピードで変化すると思います。それが本当に“成長”や“豊かさ”と言えるのかは分りませんが、我々はその変化に対応していかなければなりません。

それは食べるためであり、存続していくためであり、生きていくためです。

しかしながら矛盾しますが、時代が変化しても変わらないものがあります。

それは“人の本質”と“本当の美味しさ”です。

“人の本質”は歴史を勉強すると、何千年も前から変わっていません。もちろん方法や手段などハードの部分は変わった部分もありますが、考え方(ソフト)の部分はほぼ変わっていないということです。

如何に産業化しコンピュータ化しても結局最終的には「人と人の関係」だからです。(それもAIや第4次産業革命などでこの先は怪しいですが)

日本には建国の理念があります。

八紘一宇(ものすごく簡単に訳すと世界はみんな家族)とも言われますが、

【養正(ようせい)積慶(せっけい)重暉(ちょうき)】です。

「正しき(ただ自分らしい)道を養って、慶び(みんなの喜び)を積み、暉(輝き周りも照らす)ことを時代を超えて重ねていく。」

私の解釈では、“ただ自分らしい道(仕事や役割)に真面目に一生懸命に取り組むこと、そういう人が増えるとそれが自分だけの喜びではなく、大きな集団での慶びになり積むことが出来る。それがさらに大きくなり国になると、輝きだしやがて周りも照らす暉き(かがやき)になる。それを時代を超えて重ねていく国にしよう。”と初代神武天皇が定めたと言われています。

ですから日本の国旗は日の丸なのかもしれませんね。

難しそうな、でも日本人なら理解できる理念が約2,600年前(諸説あり)からあり、日本はそれを引き継ぎ現存する世界最古の国家です。

このようなことをなぜ義務教育で習わないのか、戦前までは、、、

 (※長くなりそうですのでこの話はまた別の回にします)

話を戻して、“本当の美味しさ”とは心と身体が美味しいと思うことです。

食べておいしいはもちろん大事です。美味しいものは人を笑顔にします。

食べ物を扱う者なら一番大事な部分です。でも美味しければ何でも良いという訳ではありません。

それが身体に良くないものが多く入った上での味なら?

どのような環境で育ったもの?

食べ続けるとどのようなリスクがあるか?

もちろん売る側はそのような情報は積極的には出しません。

ではなぜそのようなもの(添加物等)を使用するのか?

答えは明快です。

悪いものを良く見せる事が出来、コストが安く済み大量生産できるからです。それ以外に理由はありません。少なくとも私の考え付く範囲では思い当たりません。

知ってて食べるのは良いと思います。厳しい言い方をすると自己責任ですから。でも知らない人も多いはずです。そしてその代償を背負わなければならないのは、多くは次の世代の子供たちです。

自分の可愛い子供にそのようなものを食べさせたいでしょうか?

多くの人はNOと言うはずです。

ですから食材を扱うプロとして、また44年間創業者の祖父から受け継いだ志を繋ぐため、“心と身体が美味しいと思うもの”にこれからもこだわっていきたいと思います。そしてそれを多くの方々に知ってもらい、食べてもらうことが株式会社ホリの創業のスタートであり永遠の目標なのです。

これからも50年、60年と続けていきたいと思います。

皆様今後ともお力添え宜しくお願い申し上げます。

またブログでも引き続き様々なことを取り上げ、考えや想いなども発信していければと思います!